刈り込みの法則
あなたがよりよく実を結ぶため、父なる神はあなたの人生に御手を差し伸べてくれます。
けれどもそれは人の目から見ると、やや意外な出来事かもしれません。
わたしの枝で実を結ばないものはみな、父がそれを取り除き、実を結ぶものはみな、もっと多く実を結ぶために、刈り込みをなさいます。(ヨハネ15・2)
父が用いる手法は、「刈り込み」です。
小さな実がたくさんついている枝があると、農夫はあえて余計な実を刈り込みます。
そして残ったわずかな数の実に、栄養分が集中して注がれるように手入れします。
そうすることで、充分な大きさの実を育てるのです。
でないと商品価値がありません。
③死んで、葬られ、復活する
実を結ぶために必要なのは、まずイエスとつながることであり、次にイエスによって派遣されることでした。
では3番目は?
イエスと共に死に、葬られ、復活することです。
まことに、まことに、あなたがたに告げます。一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、それは一つのままです。しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。(ヨハネ12・24)
これはイエスが十字架につく前に弟子たちに告げた言葉です。
ここまでにイエスはすでに3年半の偉大な実績を残し、群衆たちはイエスをユダヤ人の王として認め、歓迎していました。
②行く
あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。それは、あなたがたが行って実を結び、そのあなたがたの実が残るためであり、また、あなたがたがわたしの名によって父に求めるものは何でも、父があなたがたにお与えになるためです。(ヨハネ15・16)
イエスは「留まる」ことで実を結ぶと説明しましたが、同時に「行って実を結び、」とも語っています。
これはイエスと離れてしまうという意味ではありません。
イエスの願いにそって遣わされるという意味です。
私たちはただ受身でじっとしているだけではありません。
イエスの御心にそって活動する者なのです。
実を結ぶための3原則
イエスは福音書の中で、実を結ぶことについて繰り返し言及しています。
さまざまなたとえ話も使っています。
その中でも、もっとも基本となる真理を3つ紹介しましょう。
①イエスとつながる
わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人の中にとどまっているなら、そういう人は多くの実を結びます。わたしを離れては、あなたがたは何もすることができないからです。(ヨハネ15・5)
実を結ぶための大前提は、イエスに留まっていること、つながっていることです。
実で本物を見分ける
イエスは本物と偽物を見分けるときは「実で見分けなさい」といいました。
にせ預言者たちに気をつけなさい。彼らは羊のなりをしてやって来るが、うちは貪欲な狼です。あなたがたは、実によって彼らを見分けることができます。ぶどうは、いばらからは取れないし、いちじくは、あざみから取れるわけがないでしょう。
(マタイ7・15-16)
ここでの「実」も、内なる実と外なる実の双方から検証できます。
まずは内なる実、つまり御霊の9つの実(ガラテヤ5・22-23)です。
内と外は関連している
内側に結ぶ実と外側に結ぶ実は、一見バラバラに見えますが、じつは密接につながっています。
その理由を、ここで2つ挙げましょう。
理由その1
第一に、内なる実と外なる実は表裏一体です。
内なる実は、あなたという存在そのもの、つまりBeingであり、外なる実はあなたの行動、つまりDoingです。
存在(Being)と行動(Doing)はコインの裏表のようなものです。
恵みに忠実になる
多くの実を結ぶことはとても素晴らしいことです。
けれども私たちは人それぞれ与えられた恵みが違います。
あなたは他の誰かと比べて自分の結ぶ実が多いか少ないかを一喜一憂する必要はありません。
愛や喜びや平安に満ちた人もいれば、寛容さや親切心や善意に満ちた人もいます。
都会でビジネスシーンで用いられる人もいれば、地方の漁村で用いられる人もいます。
大群衆に影響力を持つ人もいれば、わずかな精鋭を生み出すために用いられる人もいます。
若くして殉教する人もいれば、長生きして栄光を表す人もいます。
実とは何か?
実を結ぶためには、何が実なのかを知らなければ始まりません。
あなたが将来、地上での人生を終えて天で主イエスと会うとき、あなたは主に何を捧げることができると思いますか?
「主よ、私はさまざまな奇跡を行いました!」
「それはあなたではなく、私が行ったことです」
「...悪霊も追い出しました」
「私の御名の権威で行ったことです」
「...預言も語りました」
「それは私が与えた恵みです」
弟子のミッション ―実を結ぶ―
弟子のビジョンは、キリストに似た者になることでした。
では続いて、弟子のミッションを見ていきましょう。
ミッションとは、ビジョンに向けて今現在実行するべきこと、使命です。
ところで、ミッションという言葉は、もともと「派遣する」を意味するラテン語に由来する言葉です。
神によって派遣された人々、すなわち「宣教師」を英語で「ミッショナリー」と呼ぶのもそのためです。
また、宣教師たちが開拓した学校を、今ではミッション系スクールと呼ぶのもこのためです。
そこから転じて、広い意味で「使命・任務」をミッションと呼ぶようになりました。
今では多くの企業や団体がミッションを掲げています。
スターバックスのミッションステーツメントは「世界最高級のコーヒーを供給すること」です。