聖霊が与える9つの賜物
続いて、2つめのカテゴリーを見てみましょう。
今度は聖霊が与える9つの賜物です。
これらは、ローマ書12章の7つの賜物とは違い、イエスを信じた者たちが聖霊に満たされて与えられる賜物です。
聖霊からの賜物です。
ある人には御霊によって知恵のことばが与えられ、ほかの人には同じ御霊にかなう知識のことばが与えられ、またある人には同じ御霊による信仰が与えられ、ある人には同一の御霊によって、いやしの賜物が与えられ、ある人には奇蹟を行う力、ある人には預言、ある人には霊を見分ける力、ある人には異言、ある人には異言を解き明かす力が与えられています。
しかし、同一の御霊がこれらすべてのことをなさるのであって、みこころのままに、おのおのにそれぞれの賜物を分け与えてくださるのです。
(Ⅰコリント12・8-11)
この御言葉の中に含まれている、それぞれの賜物を簡単に説明しましょう。
知恵のことば...必要に応じて「どのように語ればよいか」を悟ることができる。
知識のことば...普通なら知るはずのない知識を得る。初対面の人の過去の人生や、隠された真実など。
知恵のことばと知識のことばは、しばしばセットで用いられます。
イエスはサマリヤの井戸の女と話すとき、知恵のことばで会話を導き、知識のことばで彼女の人生の真実を告げています(ヨハネ4・7-18)。
信仰...他の人々にはない特別なレベルで神を信頼することができる。
いやし...心や体の傷や病気を神の力で超自然的にいやす。
「いやしの賜物」は原語では複数形で紹介されています。
そのためか、この賜物を持つ人は、それぞれ得意ないやしの分野があることが多いようです。
奇跡を行う力...いやし以外の超自然的な神の働きを行う。水をぶどう酒に変える、水の上を歩く、死人を蘇らせる、など。
預言...神がタイムリーに語っている言葉を取り次ぎ、人々や教会の徳を高め、勧めをなし、慰めを与える(Ⅰコリント14・3)。
霊を見分ける力...人々や出来事の背後にある霊を見分け、適切に対応する。悪霊の種類や、霊的な混乱などを判別するアンテナの役割を果たす。
異言...自分が知らないはずの言語を語る。異言の中にもいろいろな段階・種類がある(Ⅰコリント13・1参照)
異言を解き明かす力...誰かが語った異言を通訳・解釈したり、語られた異言を通して啓示を受けて分かち合う。
9つの賜物は、深く説明すればどこまでも深くなります。
それだけで一冊の本が書けます。
ここではそこまで深く触れませんが、どれも神の栄光が証される、超自然的な働きであることが特徴です。
つまり、神の国の働きに直接的に用いられるための賜物です。
さらに言えば、もちろん父が与える7つの賜物も(ローマ12章)も、聖霊が与える9つの賜物(Ⅰコリント12章)も、どちらも御体のそれぞれの役割という文脈と共に書かれているので、主の教会として建て上げるために用いられるべきものです。
この点についてはまた後ほど説明します。
賜物を知るときに大切なのは、実際に用いてエクササイズすることです。
実務的な能力であることを意識して、用いて、解き放っていくトレーニングが必要です。
与えられた賜物は眠らせるのではなく、開発していきましょう。