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2011年6月24日
 
最後まで走りぬく

 「勝利者になる」というゴールを見失ったライフスタイルは、ゴールの分からないまま走っているマラソンレースと同じです。

 どんなに全力で走っても賞をとれません。

 私たちのゴールは、地上での成功ではなく、神の国での勝利です。

 あなたの人生が、どれだけ価値あるものだったかが分かるのは、あなたが地上での人生を終えて天に上がったとき、そして後の時代に復活するときです。

 そのとき、あなたは報いを受けるのです。

 ただし、このゴールには、一つだけ困った問題があります。

 それは...「地上での人生を終わってみなければ分からない!」ということです。
 
 まるで、通信簿のようなものです。一学期が終わってみないと分からない!
 
 勝利者とは、最終的には天でイエスと出会って生涯の通信簿をもらうまでは、人には判断しきれないのです。

 ある意味で、ちょっとハラハラドキドキしながら、天での主との出会いを待つのです。

 なぜなら、私たちはみな、キリストのさばきの座に現れて、善であれ悪であれ、各自その肉体にあってした行為に応じて報いを受けることになるからです。(Ⅱコリント5・10)

 
 しかし一方で、もしあなたが聖霊に導かれて日々の生活で勝利を体験していくなら、自分が最終的に勝利者になれるかどうかは、ある程度は感触が分かるようになります。

「中間テストが85点、期末テストが90点。だから通信簿も良いだろうな」という感触です。

 パウロは、霊的なわが子であるテモテに次のように書いています。

 私は勇敢に戦い、走るべき道のりを走り終え、信仰を守り通しました。
 今からは、義の栄冠が私のために用意されているだけです。
 かの日には、正しい審判者である主が、それを私に授けてくださるのです。
 私だけでなく、主の現れを慕っている者には、だれにでも授けてくださるのです。
 (Ⅱテモテ4・7―8)

 この手紙は、パウロの遺言状です。

 地上での人生をほぼ終えて、後は天の主のもとに行くのみと悟ったときに書いたものです。

 マラソンレースで言えば、白いゴールテープを確認できて、両手を挙げて、あとはそこに飛び込むだけという状態です。

 パウロは「立派に走り終えて、最高のゴールに今、到達する」という実感があったのです。

 この境地に達した人は、どうぞ心おきなく天国に行ってください。

 しかしまだ、そこまで達してない人ならば...ぜひ覚えていてください、あなたは生涯現役です。

 キリストの弟子に定年退職はありません。

 あなたは生涯現役で、最後の一呼吸を終える瞬間まで実を結び続けて、キリストに似た者へと成長し続けることができるのです。

 地上での人生を走り終える瞬間まで、あなたはレースに参加し続けることができるのです。

 競技場で走る人たちは、みな走っても、賞を受けるのはただひとりだ、ということを知っているでしょう。ですから、あなたがたも、賞を受けられるように走りなさい。(Ⅰコリント9・24)


 人生は長距離マラソンです。

 最初にダッシュしても途中でリタイヤしたら意味がありません。

 大切なのは、最後まで走り続ける(歩み続ける)ことです。昨日の実績ではなく、今この瞬間、あなたが正しく走っているかどうか、です。

 聖書に登場する人物で、神と共に最後まで歩み続けて偉大なハッピーエンドを向かえたのは、およそ30%以下の人々です。

 最初は華やかなスタートを切り、活躍し、勝利し続けても、途中で失敗し、神の御心からそれて人生を終えてしまう人たちが多いのです。

 たしかに、勝利者になるのは簡単ではありません。

 しかし不可能でもありません。

 途中で失敗や挫折があってもかまいません。

 山あり谷ありでもかまいません。

 「もうダメだ!」と思うときもあるかもしれません。

 けれどもゴールを見定めて、その道に留まり続けましょう!

 諦めず、最後まで神に留まり続けること。

 それがなによりも勝利に必要です。

 ですから、私たちは勇気を失いません。
 たとい私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。
 今の時の軽い患難は、私たちのうちに働いて、測り知れない、重い永遠の栄光をもたらすからです。
 私たちは、見えるものにではなく、見えないものにこそ目を留めます。
 見えるものは一時的であり、見えないものはいつまでも続くからです。
 (Ⅱコリント4・16-18)

 こういうわけで、このように多くの証人たちが、雲のように私たちを取り巻いているのですから、私たちも、いっさいの重荷とまつわりつく罪とを捨てて、私たちの前に置かれている競走を忍耐をもって走り続けようではありませんか。
 (ヘブル12・1)

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